実は危険で乱暴なパーソナルカラー診断でのLEDの使い方

kazuworks

2023年06月29日 11:05



イルドクルールは、LED照明の安全性が確保できていない今現在2023年6月時点で、LED照明のパーソナルカラー診断への導入は見送っています。

多くの専門家がLEDの光について警鐘を鳴らしていますが、多くのLEDの使い方は適切に人の目に配慮した使い方がなされています。
それは、直性LEDの強烈な光が目に入らない使い方となっており、例えば宿泊施設の寝室など、かつては天井にシーリングライトを設置したものですが、蛍光灯等であったシーリングライトも、LEDに置き換えてしまうと、直接目に光が入って眠り自体に支障が起きたり、目に残像が強く残り不快だったりするため、今では壁面に間接照明としてLEDを活用しているのが具体的な対応法の事例でしょう。

ところが、その危険なLED照明を、どういうわけか(担当者の認識が甘いか、色と光の専門知識が無いのだと考えます)パーソナルカラーを行う一部業者の間で、お客様の面前から、しかも至近距離から使用する事例が福岡だけでなく全国で拡大していて注意が必要です。



これはかなり怖い話です。

中には「パーソナルカラーの検定」を行う主催団体の方々が、イベントやカラー診断業務で画像のような丸い(撮影用の)リング状のLEDをパーソナルカラー診断時に、大切なお客様に誤って使用しているのは驚きます。
まるで検定の主催団体が、何らかの意図を持って率先して使用しているかのように誤解を受けかねません。
福岡では日本カラリスト協会を名乗ってのイベントやカラー診断で画像のようなライトをお使いであったと報告が各所から届いて確認もしております。



画像の赤い警告ポッップ(これは実際のLED照明売り場に掲げられているものです)にありますように、LEDの光は既存の光と異なった、強烈な直進性を持つ光。
至近距離で画像のような撮影ライトを正面に近い方向から使うことは、ブルーライトの光の束を、ダイレクトに網膜に当てるような行為です。

そのような撮影用LEDの誤った使い方は、カラー診断を受ける方がまず一番に心配ですが、実はそれを常用するカラーリストの目にかなり危険であることも考えられます。
実際に網膜を損傷した人からの伝聞によると、ある適度損傷した網膜は復元しますが、復元や回復には限度があり、まだ、人類が体験したことがない過酷な損傷は臨床データも出ていないと思います。

それほど、紫外線やブルーライトといった短波長の光は強烈であると言うことです。
つまりLEDを常用しているカラーリストの3年後5年後は、実はわからないのです。



以上のような「危険である」という実にシンプルな理由だけでなく、色評価の厳密な色判定に使えるLEDがまだ市場に出ていないこともあって、イルドクルールは大事なお客様にLED照明を使うことは現状ありません。
福岡天神のサロンも、LED使用率は0%です。





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